職場では忙しくて仕事に一辺倒になってしまうのは現役看護師にはよくあることです。
しかし、職場の理解を得て学会に参加すると勉強する機会を獲得できます。
看護師として学会に参加することを奨励しているかどうかは職場によって異なりますが、支援制度があって参加費を負担してもらえたり、出張扱いにして給料を支給してもらえたりすることもしばしばあるのが実情です。
特に高度医療を担っている病院ではその傾向が強く、多くのことを学ぶ機会を得たいと考えている看護師にとっては良好な職場だと言えるでしょう。
学会に参加することのメリットは参考書などでは学べない内容に触れることができる点です。
より実践的な立場からの発表を聞くことで、自分が普段から行っている看護との対比をしながら自分の仕事に役立てられるエッセンスを拾い上げていくことができるでしょう。
それに加えて、発表をした人やその他の参加者とのコミュニケーションの機会も得られるのが学会の特徴です。
ポスター発表の際には発表者とのコミュニケーションも取りやすく、現場でのノウハウも直接聞くことができるでしょう。
懇親会などでは口頭発表を行った著名人ともコミュニケーションを取れるため、機会を最大限に生かして能力を伸ばせると期待できます。
学会や懇談会は現役看護師にとって有用な勉強の機会として積極的に参加していくと視野の広い人材になれるでしょう。
現場から離れることで勉強に集中できるのもメリットです。